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  • 体幹トレーニング
肋骨の開きが気になる方へ
最近はヘルスケアメディアなどでも「肋骨の開き」「肋骨が飛び出している」などのワードが見られるようになってきました。
 
ちなみに肋骨が開くとはどういうことか?というと
当院の有料動画コンテンツ https://www.okugawaseitai.com/sisei-taikan-lp2
から少し抜粋しますと…
 
 
この部分です。
 
左右の肋骨弓と剣状突起を結んだ部分の角度を指します。
この角度の事を「肋骨下角」と呼ぶ事もあります。
 
肋骨下角は調べ方や文献によって正常値に幅がかなりあるのですが、70度~90度が正常値と言われています。
 
なので90度以上であったり、70度以下であると何か?不具合が出ると言う事です。
 
不具合に関しては…
〇見た目の不具合
〇身体活動においての不具合
 
の大きく二つがあります。
 
若い女性の方などは「見た目の不具合」を気にされる方が多いですが、実際には「身体活動」ようは身体を動かす際の不具合が長い目で見ると問題になってきます。
 
〇呼吸がしにくくなる
〇姿勢が悪くなる
〇胸郭が動きにくくなる
 
細かい理由は割愛しますが、上記のような不具合が出てきます。
 
この肋骨下角が正常より大きくなったり、小さくなる理由は沢山あります。(でっぱりも同じ理由です)
 
出そうと思えば、いくらでも考えられます。
皆さんもネットで調べると山のように出てきますので、調べちゃうときっと混乱すると思います。
 
しかし、改善する方法は一つに集約されます。(でっぱりも同じです)
 
〇固くなったり、緊張している筋肉を緩める
〇姿勢を改善する。
〇体幹の姿勢を制御している筋肉群を正しく使えるようになる。
 
以上です。
 
細かい原因は専門家やオタクな方だけ知っておけば良いと思います。
ちなみにパッと考えただけでも
〇脊柱起立筋の腸肋筋の短縮
〇呼吸筋の過緊張、弱化
〇インナーユニットの弱化
〇外腹斜筋の緊張、弱化
〇下後挙筋の緊張、弱化
 
など、いくらでも出てくるので…
 
一般の方に必要なのは、まず「改善方法」だと思います。
改善方法は何が原因であっても上に書いた方法に大体集約されます。(外傷や疾病があるなら別ですが)
やたらと細かい事を書いて不安を煽るメディアもあるので、注意してください。
 
〇固くなったり、緊張している筋肉を緩める
ポールなどを使ったセルフ筋膜リリースを行って、まず固くなっている筋膜を緩めましょう!アウターマッスルが緩むとインナーマッスルが動きやすくなるという身体の法則があります。
エクササイズの前にまず「緩める」と効果的なエクササイズが行えます。
これは何に関しても同じです。注)ストレッチと緩めるは別です、特に静的なストレッチは近年はエクササイズ前は筋の収縮を損ねるので推奨されてません。
 
 
〇姿勢を改善する。
姿勢を改善するにも「正しい姿勢」を知らないと改善しようがありません。
私の整体の師匠である及川雅登氏はよく「正常を知らないと異常は分からない」といってました。
特に一般の人は正常が分かっている事が大切です。
ネットでは「反り腰は良くない」「猫背が良くない」と悪い姿勢の事は記事がたくさんありますが、正しい姿勢について書いている記事を読んだことがありますか?
 
本当は「正しい姿勢」を先に知らないと意味が無いのですが、人間は「不安」「恐怖」を割けようという感情は、楽しい事を求める感情の一説では100倍強いと言われています。
 
だからついつい読んじゃうんですね。
しかし、本当は「正常」を先に学ぶべきですよね?
だって、猫背や反り腰の事をいくら学んでも、正しい姿勢の事が分からないと意味無いですからね。
 
 
〇体幹の姿勢を制御している筋肉群を正しく使えるようになる。
良い姿勢が理解出来ましたら、次は良い姿勢を保つ筋肉を鍛えるエクササイズを行います。
 
それは何か?というと、いわゆる「体幹トレーニング」です。
体幹トレーニングの中でも、ポーズを取って静止するエクササイズで、厳密には「スタビライゼーションエクササイズ」というのですが、一般の方の認識ではいわゆる体幹トレーニングになります。
 
体幹トレーニングでも基本中の基本になります。
「呼吸のエクササイズ」「四肢のエクササイズ」を紹介します。
 
 
 
 
 
以上の流れを実践していただくと「肋骨の開き」「肋骨の出っ張り」が改善されていくと思います。
 
ここで注意!
 
ネットなどで「肋骨閉じるエクササイズ」と調べると腰やお腹を捻る「ツィスト運動」が出てくる可能性が高いのですが、これは場合によっては余計に姿勢を悪くしたり、身体の動きを悪くする可能性が有ります。
 
どういう事か?と言いますと…
ツイスト運動で鍛えられる筋肉は「外腹斜筋」というのですが、これはお腹のアウターマッスルに分類する筋肉で、十分にお腹のインナーマッスルである「腹横筋」「内腹斜筋」が使えないと逆に姿勢を悪くしたり、身体の動きを悪くする可能性が高いです。
 
ちなみに外腹斜筋が固くなり過ぎたり、緊張している人の代表的案悪い姿勢は「スェイバック」です。
 
 
 
『あっ!私だ!』と思った人も多いと思います(^^;)
なので、多くの人にとって「外腹斜筋」を鍛えるだけだと良い効果が出ない可能性が高いです。(例え肋骨は閉じたとしても)
 
また、胸椎の正常な動きが出なくなってしまって、腰痛の原因になってしまうケースも多いです。
 
と言う事で…
今回ご紹介した方法で体幹トレーニングは腹筋のインナーマッスルからアウターマッスルを順に収縮させて、バランスよく鍛える事が出来ますので強くお勧めします。
 
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今回ご紹介したエクササイズの理論背景などをもっと詳しく学んでみたいと言う方は、当院のオリジナルデジタル教材がお勧めです!
ちなみに今回のメルマガで紹介した、動画も本教材から抜粋しております。
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体幹トレーニングのトレーナーの育成事業に、講師として携わった経験のある奥川が「解剖学」「体幹トレーニングの理論」「体幹トレーニングの歴史変遷」「体幹トレーニングの実践」までを約73ページのPDFと13本4時間の動画で徹底解説しています。
 
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