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  • 豆知識
集中力とは?ハイスピードカメラで例えてみる
ハイスピードカメラはフィルムのコマ割りが非常に多い為に、ゆっくり動かしても滑らかに動くのでスローモーション撮影が出来る
しかし、コマが増えるという事は、一コマ当たりの光の量は少なくなるという事で
撮影するには以前は十分に光量がある環境が必須だった

ところが、最近のハイスピードカメラはイメージセンサーの性能が上がったので、光を感じ取る感度が急激に上がったので暗い所でも撮影可能だが
昔は無理だった

だが感度が悪いセンサーでも光量をたくさん与えれば撮影出来たらしい
その為に照明をたくさんたいて撮影する事もあったそうな

人間の集中力はハイスピードカメラの光量と感度の関係に非常に似ている

物理的、精神的に少ない刺激量に集中し、感じ取る事が出来る高感度の人もいれば
猛烈な刺激にしか集中できない人もいる

例えばホースから水を出す映像をハイスピードカメラで撮ると水が螺旋を描くよう出てますが
普通のカメラでは棒状に飛び出すように見えますよね

同じ現象だが、全く違う現象に見えるのだ
集中力の研ぎ澄まされた時に、ある現象が今までと全く違うように見える事がある
同じ世界にいながら、違う世界にいるような感覚になる

時にそれを
「飛んでくるボールの縫い目が見えた」
と表現する人もいるだろう

それを聞いて神秘と捉える必要は全くない
ハイスピードカメラの映像のように同じ現象が違うように見えただけだからだ
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