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こんにちは
腰痛 肩こり O脚 猫背 不定愁訴や姿勢の悩みを
整体&エクササイズで根本から改善を目指す!
東京 新宿 おくがわ整体院 院長の奥川です。
今回はおくがわ整体院にご来院されているお客様向けに出しているDMに書いたコラムをご紹介いたします。
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こんにちは、院長の奥川です。
今まではお手紙には「健康豆知識」というコーナーをいつも作っていましたが、せっかく健康オタクであり、健康産業の裏も若干知ってしまった院長の整体院に足を運んでいただいたのも何かの縁
という事で、たまには世間ではほとんど知られていない健康や身体に関する「ここだけの話」
「暴露話」や「マニアックな話」をしてみたいと思います。
記念すべき第一回は「人の歩行」です、歩行は人の運動の基礎となっています。
人の歩行はとても独特で信じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、現代科学をしてもほとんどメカニズムは解明されていません。
「えぇ!?だって人型のロボットがあるじゃないですか!?」とおっしゃる方もいらっしゃるかも知れませんが、あれは人間の歩行のメカニズムで作られている訳では無いのです。
どういう事でしょうか?
四つ足であろうが、二足であろうが、歩行して移動する生き物は歩行中に「重心」が「支持基底面」の外に移動する事はありません、しかし、人間に関しては「必ず」歩行動作中に「重心」が「支持基底面」より外にはみ出す瞬間があります。
「はてぇ~~??」専門用語は止めて日常の言葉に入れ替えますと…
やじろべえの本体(重心)が支えている支点(支持基底面)から外にズレすぎると当然倒れますよね?人間以外の生き物はやじろべえが倒れないように歩いているのです、ですが人間だけはやじろべえがわざと倒れるようにして歩いているのです。
わざと転ぶようにバランスを崩して、立て直す時の力を利用して歩いているというのです。
なんでわざわざそんな事をするのでしょうか?これは実はジェットコースターと同じ原理で「位置エネルギーを運動エネルギーに変換し、出来るだけ筋力を使わず省エネで歩く」ためと言われています。
このようなメカニズムで歩くロボットは計算式が複雑すぎてデータが莫大になるので現代の科学でも作れないそうです。しかも、人間のように「スマホを見ながら歩く」など出来るロボットを作ろうとするなら脳で全ての運動制御をしているという現在の主流理論を否定しないと出来ないそうです、不思議ですね!
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以上です。
途中「ASIMO」くんが出てきましたが、ASIMOくんのシステムはどちらかというとお猿さんに近いのではないか?と思います。
動画などで見るとよく分かりますが、とにかく足の裏が大きいので支持基底面が広いです。
人間は足の裏が小さいので比較になりません。
そして、ASIMOくんはほとんど脚を上げずに歩いています。
人の場合は両足が同時に接地している時間の方が短いので、これも比較になりませんね。
お猿さんもですが、変な話でお年寄りもASIMOくんに近い歩き方をしますね!
赤ちゃんもですね!
赤ちゃんの場合は運動制御のシステムが未発達なんでしょうが、高齢者は最近の研究では「脊柱の動き」が悪くなっているのが
運動制御システムを若年者と異なったシステムにしているようです。
その辺は別の機会にお話したいと思っています(長くなるので)
では!