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  • パーソナルトレーニング
頑張るトレーニングばかりしていては、いざという時に頑張れない
こんにちは
腰痛 肩凝り 不定愁訴の根本からの改善を
整体&パーソナルトレーニングで目指す
東京 新宿 おくがわ整体院 奥川洋二 です。


3年前に他界しましたが、うちの父親
よく身体を壊しては、昔の体育会系のノリで

「鍛えれば治るわ~い!」

とダンベルを振り回して、自分で考えた変な体操をしては
余計に身体を壊している事が多かったです…^^;

さて、みなさんトレーニングというと「しんどい事を頑張る」というイメージがあるのではないでしょうか?

まぁ、これはこれで間違いでは無いのですが
しんどい運動ばかり行ってしまうのは、少しデメリットもあるのです。

それに気づいていれば良いのですが、気づいていない人が多い。

例えば、私たちが日常生活でしゃがんだり、立ったりする時の身体の使い方と

しゃがんだり、立ったりする動きに負荷を掛ける筋力トレーニング「スクワット」の身体の使い方では



大分と違いますよね?

普段しゃがんだり、立ったりする時に、こんなにお尻ぷるんってしますか?
僕はしませんね^^;

これは当然といえば当然で、筋トレは筋肉に負荷を掛ける
言い方を変えると「痛めつける」ために行うものだからです。

基本的には出来るだけ狙った筋肉を痛めつけようとする形な訳です。

しかし、私たちが実際に日常生活で行う動きは当然ながら、身体の特定の部位だけに負担が掛からず
色んな個所に負担を分散する動き、つまりは「楽な動き」「効率の良い動き」の方が良いわけです。

ですから、身体の使い方は違って当然なんです。

確かに筋トレをすると、結果として筋肉が強くなって短期的に見るとしゃがみやすくなったり、立ちやすくなったりするかもしれませんが
身体にとっては不自然ともいえる動きを覚えてしまう事になりかねません。

特に筋トレの時の身体の使い方と日常の身体の使い方を区別していないでトレーニングしているとそうなりやすいです。

当院ではまずは身体にとって「楽な動き」「効率の良い動き」を探索するトレーニングを指導します。
もちろん、当院には腰痛、肩こり、などの症状でお越しの方が多いというのも理由の一つですが(そもそもしんどいトレーニングが出来ない)

それ以上に、楽な頑張らない、効率の良い身体の動きの感覚を知らない人が、しんどい頑張るトレーニングばかりしてしまうと
日常動作でもしんどい動きしか出来なくなってしまいがちだからです。

そうなると、今回のblog記事のタイトル通りに
いざ頑張らなくてはいけない時に頑張れなくなってしまいます。

どういう事かというと…

会社で日々のルーチンワークですら効率悪く時間かかっている人がいたとします。
そんな人に急に普段の仕事より難しい仕事が舞い込んでしまったら絶対に失敗しますよね。

しかし、日々のルーチンワークは効率良い方法を知っていて楽々こなせている人だと
急にクリエイティブで難しい仕事が来たとしても、なんとか対応できると思います。

それと同じように、普段から頑張るトレーニングばかりしていて、効率の悪い身体の使い方が習慣となってしまった人は
いざ本当に頑張らなくてはいけない時に頑張れなくなってしまうのです。

当院ではまずは頑張らない効率の良い身体の使い方を学ぶトレーニングを行い
その後に筋トレなどの頑張るトレーニングを希望される方には教えます。

楽な効率の良い身体の使い方の感覚が分かれば、筋トレの動きとの区別がつきますので
筋トレで多少変な動きを行っても、習慣づき日常生活でしんどい非効率な動きをしてしまう危険性が無くなるからです。
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